🐶犬の異変に気付くために~毛が抜ける。どこから抜ける?
犬は春と秋になると、冬毛と夏毛が生え替わる「換毛期」を迎える犬種が多くいます。
掃除しているとすごい抜けてますし、ブラッシングするとモコモコになりますよね。
この時期は全身の毛がたくさん抜けるため、「病気かな?」と心配になる飼い主さんも少なくありません。
しかし、換毛期の毛は全体的に抜けることが多く、左右差はあまりありません。
一方で、一部分だけ毛が抜けている場合は、病気が隠れていることもあります。
大切なのは、「どれくらい抜けるか」ではなく、「どこから抜けているか」を見ることです。

抜けている場所をチェック
例えば、
・顔やわきの下、お腹、足先などが抜けている
・左右対称に毛が薄くなっている
・目や口の周りだけ毛が抜けている
・足先などに円形の脱毛がある
このような抜け方には、それぞれ原因が隠れていることがあります。
顔やわきの下、背中や足先などは、アレルギーによる皮膚炎で毛が抜けることがあります。
目や口の周りの脱毛では、ダニなどの寄生虫が原因となる場合もあります。
また、足先などに円形の脱毛が見られる場合は、真菌(カビ)の感染が疑われることもあります。
かゆみや赤みも一緒に見てみましょう
毛が抜けている場所を見つけたら、
・赤くなっていないか
・かゆがっていないか
・皮膚が湿っていないか
・フケやかさぶたはないか
なども確認してみましょう。
頻繁になめたり、かいたりしている様子があれば、その情報も診察の参考になります。

「左右対称かどうか」もヒントに
左右同じように薄くなっている場合と、片側だけ抜けている場合では、考えられる原因が異なることがあります。
写真を撮って記録しておくと、変化が分かりやすく、動物病院でも説明しやすくなります。
春や秋の換毛期は自然な生え替わりなので、必要以上に心配する必要はありません。
しかし、部分的な脱毛や急な毛の抜け方、皮膚の赤みやかゆみを伴う場合は、皮膚の病気やアレルギーなどが隠れている可能性もあります。
毎日のブラッシングは、お手入れだけではなく健康チェックの時間でもあります。
「どこから抜けているかな?」という視点を持つことで、小さな異変に早く気付けるかもしれません。
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