「災害大国ニッポン」とよく言われます。
個人的には、ネガティブなイメージもあって、あまり好きな言葉ではありません。
ただ、日本の地形や自然環境を考えれば、地震や台風などの災害と向き合っていかなければならないのも事実です。
その中でこの前、テレビで気になる話を見ました。
一人暮らしの男性は、防災用品を備えていない人が多いという内容です。
調べてみると、「一人暮らしの防災意識調査2025」では、一人暮らし男性で防災バッグを用意している人は40.8%。つまり、約6割は用意していないことになります。
ファミリー層では59.6%が防災バッグを用意しており、一人暮らし男性の40.8%とは約19ポイントもの差があることです。
この数字を見て思ったのは、単純に「防災意識をするきっかけが少ない」のかと思います。
家族と暮らしていると、
「水、もう少し備えておこうか」
「食べ物は足りる?」
「車にも少し置いておいた方がいいんじゃない?」
「こんな場合はどうする?」
そんな会話が自然に生まれます。
一人暮らしだと、この何気ない会話がありません。
「まあ、自分一人だから何とかなるだろう」
そう思ってしまうこともあると思います。
以前、東日本大震災を経験した若い方たちの体験談を読んだことがあります。
現地の学生たちが苦しんだ様子がたくさん掲載してありました。
印象に残ったのは、数日間、なかなか十分な食事ができなかったという話です。
家にはお米や食料の備蓄がない。
コンビニへ行っても商品がない。
避難所へ行けば必ず十分な食事ができるとも限りません。
「若い人は後にしてください」と言われ戻ったという話も読みました。
災害が起きれば、お金を持っていても「買うものそのものがない」という状況が起こります。
若くて健康だから大丈夫、という問題ではないんですね。
今回のデータでは、避難所の場所を知っている一人暮らし男性は37.1%。さらに「近所の人と災害時に助け合える関係性がある」と答えた一人暮らし男性は14.1%でした。
離れて暮らす息子さんや娘さん、兄弟、友人、会社の同僚。
「水くらい置いてある?」
「非常食、少し買っておいた方がいいよ」
そんな一言が、防災を考えるきっかけになるかもしれません。
まずは数日分の水と食べ物を置いておく。
一人暮らしの人にこそ、周りからそんな声を掛けてあげてほしいと思います。
本日は以上です。
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