地震が起きて避難するとき、「家を出る前にブレーカーを落とす」。
このブログでも、これまで何度かお伝えしてきました。でも、そろそろこの防災知識もアップデートが必要かもしれません。
地震による停電。そのまま家を離れ、しばらくして電気が復旧。
もし、倒れた電気ストーブの上に物が落ちていたら。電源コードが傷ついていたら。
再び電気が流れたことをきっかけに、火災につながることがあります。いわゆる「通電火災」です。
そこで知っておきたいのが「感震ブレーカー」。
大きな地震の揺れを感知すると、自動的に電気を遮断するための機器です。
一般的には震度5強相当の揺れを感知して作動するものがあります。
外出中に地震が起きた。
一刻も早く避難しなければならない。
ブレーカーまでたどり着けない。
そんな「自分でブレーカーを落とせない状況」への備えです。
種類もひとつではありません。分電盤に組み込む「分電盤タイプ」。コンセントに取り付けるタイプ。そして、重りやバネなどを利用してブレーカーを切る「簡易タイプ」。
電気工事が必要なものもあれば、工事なしで取り付けられるものもあります。
「うちには付いていない」と思っている方も、まずは分電盤を確認。すでに感震機能が付いている可能性もあります。
これから設置するなら、遮断する範囲や作動方法を確認して、ご家庭に合ったものを選びましょう
もうひとつ大切なのが、電気が切れた後のこと。
特に夜間の地震です。
感震ブレーカーが作動すれば、家の中は突然真っ暗になる可能性があります。
そこで一緒に備えたいのが、停電すると自動で点灯する照明や懐中電灯。
東京都も、感震ブレーカーとあわせた準備を勧めています。
そして電気を復旧させるときも注意。すぐにブレーカーを戻すのではなく、ガス漏れはないか。電気製品は倒れていないか。コードは傷んでいないか。まずは周囲の確認から。
「避難するときはブレーカーを落とす」。
これは今も大切な防災対策です。
でも、大地震のときに必ずできるとは限りません。
できなかったときまで考えて備える。
そのひとつが、感震ブレーカー。
2026年の今、一度ご自宅の分電盤を確認してみませんか。
本日は以上です。
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