私が今まで行ったことのあるペット同伴の避難訓練では、ペットと一緒に実際に避難場所から避難所まで歩いてみる訓練がありました。
普段と違う道。でも、どんな場所を通るのかを確認しながら実際に歩いてみるんです。
避難場所は、まず命を守るために一時的に身を寄せる場所。
避難所は、その後一時的に生活する場所となります。
ところで災害が起きた時に避難する場所、知っていますか?
「近くの小学校」「あそこの公民館」。
場所は分かっている方も多いと思います。
では、実際にペットを連れて、そこまで歩いたことはありますか?
地図で知っていることと、実際にペットを連れて歩くこと。これは少し違います。
犬なら、いつもの散歩を少し変えて避難所まで歩いてみる。
何分かかるのか。
狭い道や坂道はないか。
大きな道路や踏切、川を渡る場所は?
実際に歩くからこそ気付くことがあります。
そして、災害時にはいつもの道が通れるとは限りません。
できれば考えておきたい、もう一つのルート。
「この道がダメならこっち」という道があるだけでも違うと思います。
猫の場合、実際に猫を入れて避難所まで歩く必要はないと思います。
でも、一度キャリーケースを持ってみる。
さらに水、フード、猫砂などのペット用品。自分や家族の防災バッグもあります。
なかなかの重さです。
「これを持って避難所まで歩けるかな?」
実際に持ってみると分かることがあります。
キャリーケースに入ることに普段から慣れてもらうことも大切な備えです。
災害が昼間に起きるとは限りません。
停電した夜。雨の日。真夏や真冬。
道路に物が落ちていたり、いつもの目印が見えなかったりすることも考えられます。
普段なら何でもない道が、災害時には歩きにくい道になる可能性もあります。
環境省も災害への備えとして、避難所や避難ルートを事前に確認しておくことを勧めています。
でも、確認するだけではなく、一度歩いてみる。
犬なら次のお散歩の時でもいいと思います。
「場所を知っている」から「実際に行ったことがある」へ。
ペットと一緒に避難することを、ほんの少し具体的にしておく。
それも立派な防災対策だと思います。
本日は以上です。
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