熱中症対策。私たち人間にとっても大切ですが、災害時には十分な対策ができないこともありますよね。
停電でエアコンが使えない。避難先が暑い。思うように水を確保できない。
そんな状況も考えられます。
今回は、猫の熱中症を疑うサインと、その時にできる応急処置についてです。
熱中症を疑うサイン
・口を開けてハァハァと呼吸する
・ぐったりして元気がない
・体が異常に熱い
・よだれが多い
・ふらつく、呼びかけへの反応が鈍い
特に注意したいのが、猫が口を開けて呼吸している時です。
犬と違い、猫が口を開けてハァハァと呼吸するのは、異常のサインであることが多いんです。
熱中症だけでなく、心臓や呼吸器の病気などの可能性もあります。
こうした症状が見られたら、様子を見るだけで済ませず、すぐに獣医師へ連絡してください。
熱中症が疑われる場合は、まず風通しのよい涼しい場所へ移動させましょう。
エアコンが使えなければ、日陰に移し、うちわなどで風を送る方法もあります。
そして、速やかに体を冷やし始めます。
常温からやや冷たい水で体を濡らし、毛の内側の皮膚まで水が届くようにします。
特にお腹など毛の薄い部分を冷やし、風を当てると熱を逃がしやすくなります。
氷水に全身を浸すような極端な冷却は避けましょう。
また、濡れたタオルで全身を覆ったままにすると、熱が逃げにくくなることもあります。
猫が意識もしっかりしていて、自分で水を飲めるなら、水を用意してあげましょう。
ただし、ぐったりしている時や呼吸が苦しそうな時は、シリンジなどで無理に飲ませないでください。
誤って水が気管に入る危険があります。
災害時には、動物病院が診療できない場合もあります。
避難所などで獣医師や動物支援団体による相談・診療が行われることもありますが、必ず支援が受けられるとは限りません。
可能な限り早く獣医師に連絡し、受診先や対応を確認しましょう。
熱中症は、体を冷やして元気になったように見えても、体内に異常が残っていることがあります。
そのため、一時的に回復しても動物病院で診てもらうことが大切です。
災害時には、いつもと同じ環境を整えることが難しいかもしれません。
だからこそ、異変に早く気づき、その場でできる応急処置を知っておく。
大切な猫を守るために、覚えておきたいですね。
本日は以上です。
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