災害と猫~猫は家に置いて外出、勤務中に災害が起きた
外出中に大きな災害が発生し、すぐに帰宅できない――そんな事態も現実に起こります。
東日本大震災の際には、多くの人が帰宅困難となりました。
その教訓から、現在は大規模災害時に混乱や救急車両の妨げを防ぐため、勤務中は原則3日程度はその場に待機するという政府方針が示されています。
つまり、猫が自宅にいる場合、最長で3日ほど帰れない可能性を想定しておく必要があるのです。

“起きる前に”物が倒れない環境
室内を安全にしておきましょう。
家具は固定し、棚の上に重い物を置かない、食器棚のガラスには飛散防止フィルムを貼るなど、猫がケガをしない環境を整えましょう。
水やフードは1か所だけでなく複数箇所に分けて設置すると、通路が塞がれた場合でも安心です。
隠れられる安全な場所を作る
地震が起きると、猫は本能的に狭くて暗い場所に隠れます。
押し入れの一角や、倒れにくい家具に囲まれたスペースなど、あらかじめ安心できる場所を用意しておきましょう。
ベッドやソファの下が空いているなら、物を置かず空間を確保しておくのも有効です。

カメラで確認できる体制
よく過ごす場所に見守りカメラを設置しておけば、通信環境が保たれている限り外出先から様子を確認できます。
水やフードが無事か、どこに隠れているかを把握できるだけでも、精神的な安心につながります。
ご近所との連携も防災
戸建て住宅で窓越しに様子が見える環境なら、ご近所と連絡が取れる関係を築いておくことも大切です。
いざという時に「猫が家にいる」と伝えられるだけで、見守りや情報共有につながります。困った時はお互い様。反対の立場なら、自分も見に行ってあげる――そんな地域の支え合いが防災力を高めます。
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