保存水~冷凍しても品質は大丈夫。凍りにくい方法はあります

膨張する
まず、保存水1本を−15℃~-20℃の環境に置いて検証したところ、製品が完全に凍結(すべてが固体)するまで約3時間でした。
そして、凍結した製品を+15℃の環境に置くと、完全に解凍してすべて液体に戻るまで約15時間かかるという結果になりました。
膨張しますので膨らんでカチコチです。
(冷凍庫に1,2本入れておくと停電時などに冷やすために使用できます)

段ボールの場合、外側の商品から凍る
一方で、段ボール箱に入れたまま冷凍保管した場合は、結果が大きく変わります。
同じく−18℃の環境で実験したところ、30本すべてが完全に凍結するまで約60時間かかりました。
さらに、+15℃の環境で解凍した場合も、完全に液体に戻るまで約22時間かかりました。
段ボール箱に入れておくだけでも、温度変化を緩やかにする効果があることが分かります。
これは段ボールが断熱材の役割を果たすためです。
冬場の保管では、箱に入れたまま保管しておくことで凍結しにくくなります。
ちなみに、外側より中央にある商品の方が凍りにくかったです。

クーラーボックスなど
また車内では、クーラーボックスに入れて保管するのも効果的です。
クーラーボックスは名前から冷たいものを冷たいまま保つイメージが強いですが、外気温の影響を受けにくくする断熱効果があります。
冬場でも温度変化が緩やかになるため、水が急激に凍るのを防ぎやすくなります。
そのほか、毛布やタオルなどで包むという方法もあります。
これも簡易的な断熱になります。
特に車のトランクなどに置く場合、周囲に布製品があるだけでも温度変化は緩やかになります。
さらに、車内の保管場所を工夫することも重要です。
例えば、車の外側に近い場所や金属部分に直接触れている場所は、外気温の影響を受けやすくなります。
トランクの中央付近や荷物の間など、できるだけ外気の影響を受けにくい場所に置くのがおすすめです。
水質検査と耐圧検査
冷凍と解凍を2回繰り返した後に第三者機関による水質検査も行いました。
その結果、飲料水としての品質に問題がないことが確認されています。
また、製造工場ではアルミ容器についても3回冷凍と解凍を繰り返した商品を耐圧検査を実施しました。
冷凍すると膨張してカチコチになり、容器にはかなりストレスがかかります。
ただアルミパウチ容器は柔軟性があり、内部の体積変化にも対応できるため、冷凍による容器の破損などの問題は確認されませんでした。
もちろん、できれば極端な環境は避けた方が安心ですが、冬場に車の中や倉庫などに備えていた場合でも、凍ったからといってすぐに品質が損なわれるわけではありません。
災害時は、寒さの厳しい季節に発生することもあります。
そのため、保存水は「暑さ」だけでなく「寒さ」への対応も考えておくことが大切だと思います。

同じ日に製造した商品
①常温のまま
②段ボールのまま業務用冷凍庫で冷凍と解凍を2回繰り返した
③単品で業務用冷凍庫で冷凍と解凍を2回繰り返した
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