猫の異変に気付くために~トイレに行ってもおしっこが出ない
LINEなどでお客様とやりとりをすることがあります。
その際どんな時に病気に気づいたんですか?と聞くと
トイレに行くんだけどあんまり出てなくて。おかしいと思った。
と感想をいただくことがありました。
これは「多飲多尿」とは異なる症状。ようするにたくさん飲んで、たくさんトイレに行っておしっこを出すのではなくて、行くけど出ない出にくい。
このような様子は、見逃してはいけないサインのひとつです。
体に何らかの異変が起きている可能性があります。

「頻尿」とはどんな状態?
ここでいう頻尿は、
何度もトイレに行くのに、ほとんど出ていない状態を指します。
具体的には、
何度もトイレに入る
砂をかく動作を繰り返す
少量しか出ていない、もしくは出ていない
トイレに長くとどまっている
といった様子が見られます。
特に注意したいのは、出そうとしているのに出ない状態です。これは猫にとって非常に負担が大きく、早めの対応が必要になることもあります。
多飲多尿との違い
多飲多尿は、
水をたくさん飲む
おしっこの量も増える
という状態です。
一方で今回の「頻尿」は、
回数は多いが、量が少ない・出ていないという点が大きな違いです。
見た目の「トイレに行く回数」だけで判断せず、実際に出ている量を確認することが重要です。

家でできるチェック方法
猫のおしっこの数は1日に2,3回が目安。1回の子もいるでしょう。
異変に気づくためのチェックしたいポイントは次の通りです。
・トイレに行く回数が増えていないか
・あるいは行くのに少ししか出てないかどうか(1回の量ですね)
・鳴いたり落ち着きがない様子はないか(痛そうじゃないか)
・トイレにいる時間が長くなっていないか
・トイレ外でしちゃう
また、可能であれば、1日に何回トイレに行っているかを数えておくのも有効です。

診察前にこれをメモ
異常を感じて動物病院へ行く際は、状況をできるだけ具体的に伝えることが大切です。
そのために、次のような内容をメモしておきましょう。
・いつから頻繁にトイレに行くようになったか
・1日に何回くらいトイレに行っているか
・実際に出ている量(少量・ほぼ出ていないなど)
・砂の固まりの大きさや回数
・トイレにいる時間の長さ
・鳴いている、落ち着きがないなどの様子
・食欲や元気の変化



