車中泊。この2つ本当に気を付けて
災害時の在宅避難や停電避難所が満員の際にやむを得ず「車中泊」を選択するケースがあります。
車はプライバシーが確保でき安心して過ごしやすい反面正しい知識がなければ健康リスクに。
特に注意しなければならないのが 「一酸化炭素中毒」 と 「エコノミークラス症候群」どちらも命に関わる危険があるため事前に理解しておくことが大切です。
一酸化炭素中毒

車中泊で最も危険なのが一酸化炭素中毒
寒さ対策やスマホの充電のためにエンジンをかけたまましますが、これが非常に危険な状況を招きます。
一酸化炭素は車から排出される排気ガスに含まれている気体無色・無臭刺激がないため気づくのが難しく
頭痛・吐き気がして初めて気づくケースが多いといいます。
特に災害時は道路にがれきが散乱したり、雪に囲まれたりしてマフラー(排気口)が塞がれやすい状況が危険。
排気ガスが車内に逆流し気づかぬうちに中毒症状が進行してしまいます。
<注意点>
・特にマフラー周辺の除雪をこまめに
周囲の安全を確認後、排気口周辺を除雪周囲を広めに除雪すると、雪が高く積もりにくい状況になります。ドアが開かなくならないようにドア付近の除雪も重要
雪だけでなく、マフラー周辺に泥・瓦礫がないか必ず確認してください。
・マフラーがふさがれていない状況であれば、エンジンをかけて車内の温度を保ったほうが安全。
毛布などを携帯していて暖房を入れずに防寒できるのであれば、燃料を節約するためにエンジンをかけず燃料を節約できます。
燃料を節約しておけば走る時にすぐに動くことができます。
高速道路などで立ち往生している場合は燃料が補給できるケースもあります。
燃料の節約を意識しすぎて身体が冷えないように注意してください。
・換気
エンジンをかけている場合でも定期的に窓を開けて換気を行ってください。
頭痛など症状があったらすぐにかエンジンを止めて換気をして下さい。
エコノミークラス症候群

もう一つの大きなリスクが
エコノミークラス症候群
(静脈血栓塞栓症)
2016年の熊本地震でエコノミークラス症候群で入院した51人のうち、42人が車中泊だったそうです。
狭い車内で長時間座ったまま過ごすと足の血流が悪くなり、血栓(血の塊)ができることがあります。
血の塊の一部が血流にのって肺に流れ込み、肺の血管を閉塞してしまう症状がエコノミークラス症候群。
これは飛行機だけでなく車中泊でも同じリスクが生じます。
特に災害時は、緊張や疲労、トイレの問題から水分を控える人が多く脱水状態になりやすいことも危険。
<注意点>
1時間に一度は足を動かす
かかとの上げ下ろしやふくらはぎの運動、ふくらはぎのマッサージ
車外に出て体操やストレッチ
水分をしっかり摂る
リラックスした服装をしベルトを締めすぎない
座席で足を組まない
膝を曲げすぎず、少しでも足を伸ばす



