災害と猫~キャリーバッグを準備
キャリーバッグの用意を

愛猫の命を守るためには、フードや水の備蓄はもちろんですが、移動手段であり「家」ともなるキャリーバッグの準備が極めて重要です。
猫にとってのキャリーバッグは、単なる運搬用の「入れ物」ではなく、避難所という慣れない環境における唯一の「プライベートルーム(安心できる居場所)」であることを意識しましょう。
大きさは「適度」に
キャリーバッグは「大きければ安心」というわけではありません。
猫が中で立ち上がり、方向転換できて、伏せて休める程度のサイズがあれば十分です。
大きすぎるキャリーは、移動時に不安定になったり、避難所や車内で扱いづらくなることもあります。
タイプ別:キャリーバッグの長所と短所
●ハードタイプ
[メリット]頑丈で衝撃に強く、積み重ねができる。丸洗いが可能で衛生的。
[デメリット]重くてかさばる。片手が完全に塞がるため、荷物が多い避難時は大変。
●布製(ソフトタイプ)
[メリット]軽量で肩掛けができる。使わない時は畳んで収納できる。
[デメリット]衝撃に弱く、猫が爪で破る可能性がある。排泄物で汚れると掃除が大変。
●リュックタイプ
[メリット]両手がため避難時に最適。 重さが分散され、飼い主の負担が少ない。
[デメリット]密閉性が高いものが多く、夏場は熱がこもりやすい。猫の様子が見えにくい。
頭数分の用意も

災害時の状況は一つではありません。
徒歩、車、避難所など場面によって使いやすさは変わります。可能であれば複数タイプを用意しておくと安心です。
また、多頭飼いの場合は必ず猫の頭数分のキャリーバッグを準備しましょう。
1つに複数の猫を入れると、強いストレスやトラブルの原因になります。



